煎り止め書店

店長:一ハゼ、毎回聞き逃す

飲んだ一杯の話は、客がしてくれます。この店で読むのは、その手前。生豆を選び、鍋を振り、ハゼの音で煎り止めを決め、挽いて湯を落とす。焼いた側の手元だけを並べました。うまく入った朝より、焦がして捨てた豆の話のほうが長く残ります。