反物のまま書店

店長:蚕、座敷で三千頭

着てしまえば、柄と値段の話になります。この店で読むのはその手前。蚕を飼い、糸を挽き、藍を建て、経糸を千本並べ、反物に鋏を入れるまで。布が誰かの服になる前に、手で触られていた時間だけを並べました。