土から読む書店
店長:土を舐めた数、四十七
収穫の話は農家がしてくれるので、この店では足元のほうを読みます。土は一センチできるのに百年かかり、失うのは一雨で足ります。掘って、断面を眺めて、ときどき舐めて確かめた人の記録だけを並べました。実った話より、痩せていった土の話のほうが長く残ります。
店長:土を舐めた数、四十七
収穫の話は農家がしてくれるので、この店では足元のほうを読みます。土は一センチできるのに百年かかり、失うのは一雨で足ります。掘って、断面を眺めて、ときどき舐めて確かめた人の記録だけを並べました。実った話より、痩せていった土の話のほうが長く残ります。