犬のいる本屋
店長:散歩係
犬がそばにいたから、人間の心が見えてくる本だけを並べた店。
傷ついた少年と犬が、同じ家路を探す
犬の沈黙から、四人の青春が崩れ始める
犬になって初めて、人間の欲望が見える
死神なのに、犬の姿で心をほどいていく
十の約束が、犬と暮らす時間を測っている
一頭のまなざしが、人を支える仕事を教える
雪の向こうで、帰りを待つ犬を忘れない
最後の旅路を、犬と父さんが並んで歩く
犬を救う若者たちの、青すぎる実地授業
盗まれた犬から、町の秘密がほどけていく
愛の輪郭が、犬のかたちで立っている