文字の形書店
店長:象形文字屋
中身を読む前に、文字の形が気になってしまう。書体、活字、組版、校正、紙、装丁。物語ではなく、それを載せる器をつくった人の手元だけを並べる店。誤植ひとつに半日かける人の話がいちばん面白い。
文字と活版と製本を三方から見る本
器をつくる現場を訪ね歩いた記録
その紙がなければ本の形にならない
糸で綴じていた頃の本の形を知る
表紙も文字組も自分で決めた人の話
文字の並びを疑い続ける人の姿勢
同じ一行を十一人がどう見ているか
誤字を追った戦後の校正者の随筆
間違えた文字ばかり集めた愉快な本
文字そのものが暴れ出す小説の実験
活字を一本ずつ拾う店を舞台にした話
和紙の手ざわりに惹かれていく物語
文字だけを見る仕事を小説で覗く
一文字の空きで読みやすさが変わる
明朝体がどう設計されるかの講義録
縦組みの決まりごとを一から教わる
活字が並んだ百五十年を眺める一冊
自分の手で綴じてみたくなる手引き