サゲは知っている書店

店長:出囃子で誰か当てる

サゲは客のほうが先に知っています。それでも木戸銭を払って座るのは、同じ噺が今日どう転ぶかを確かめに行くからです。覚える、崩す、間をあける。何百年も使い回されてきた噺を、人が入れ替わりながら喋ってきた側の手元を並べました。うまくいった高座より、とちった夜のほうが長く残ります。

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