太陽が出るまで書店
店長:ペンギン、まだ見てない
到達した話は、行った人がしてくれます。この店で読むのは着いたあとの数か月。太陽が昇らない、風呂は週に一度、外は視界ゼロ。極地で人がただ過ごした時間の記録だけを並べました。記録を作った日より、何も起きなかった日の話のほうが長く残ります。
百二十九人が消えた氷の上を自分の足で追う
卵を採りに行くための、冬の五週間
船を失ってからの毎日が本題になる
極夜の船内で人がどう壊れていくか
越冬中の飯だけで、一冊できてしまう
昭和基地の台所から見た一年の記録
犬橇を任された人の名前を、ここで読む
アラスカで一人、冬を越した人の目線
船ごと氷に閉じ込められる、その選択
極北へ人を連れて移り住んだ日本人の話
誰もいない土地で、一人ぶんの冬を暮らす
凍る土地で橇を引く側から見た冬の話
いまも人が氷を掘りに行っている現場
イヌイットの村で、一年ぶん暮らした記録
アラスカに住んでしまった人の、ふだんの目線
北極圏の町で、何年も暮らした側から見る
越冬隊という集団の、一年の過ごし方
白島に残された三人の、最後の数か月を追う