歴史・科学・ことば。知る楽しさに振り切った教養の棚が並びます。いま 9 軒
店長:予報士試験、五回目|15冊
当たった予報は誰も覚えていません。この店で読むのは外した日のほうです。富士山頂の越冬観測、当直室の徹夜、名前がついたばか…
店長:眉毛、三回焼いた|15冊
温度計は見ません。橙、白、少し青。火の色のほうが早い。鍛冶場、たたら、登り窯、囲炉裏、焚き火、花火。火のそばに立ち続けた…
店長:机にムエット百二十本|14冊
見る前に、嗅いでいます。においは写真にも録音にも残りません。気づいた人がその場で言葉にするしかない。調香師、嗅覚を失った…
店長:贋作のほうを買った|13冊
本物か偽物かを決めているのは、モノではなく見る側の目です。贋作、偽書、捏造、なりすまし。どこで見破られたかより、なぜ何十…
店長:うるう秒、二回とも起きてた|14冊
今が何時かは、誰かが決めた結果です。日時計、和時計、改暦、原子時計。測る側、合わせる側、ずらしてしまった側の手元だけを並…
店長:ぬか床が家族より古い|14冊
火を通せば終わる料理は置いていません。麹、酵母、乳酸菌。目に見えない相手に仕事を渡して、人は温度と時間を見ているだけ。主…
店長:観察係|17冊
人間に好かれる気のない生きものほど気になる。かわいさより、勝手な生存戦略を読む店。
店長:サマー生|17冊
授業でもバイトでも教えてくれない、社会に出る前に読んどきたい一冊を集めた棚。
店長:本田|17冊
本屋についての本だけを置く店。本屋という文化が、続きますように。